エキシマレーザーによる手術法
レーシックの基本となる角膜切開手術は何十年も前からありました。
前回の記事ではメスを用いた手術方法について解説しましたが、今回は現在のレーシック手術に用いられているエキシマレーザーの歴史についてです。
■1975年…エキシマレーザーがアメリカのIBM社で開発される。
■1983年…エキシマレーザーが熱で角膜組織に悪影響を与えることなく、ミクロン単位の正確さで切開・切除が可能であることが確認される。
■1985年…ドイツで、エキシマレーザーを角膜に直接照射して、角膜表面を平坦化させるPRK(ピーアールケー)が開発される。
■1988年…アメリカでPRKが取り入れられる。
角膜にメスで切りこみを入れるRKよりも精度が高いため、このPRKが主流になりました。
■1990年…ギリシャで初めて、角膜表面にフラップ(蓋)を形成し、エキシマレーザーを照射するレーシックが行なわれる。
■1995年…FDA(アメリカ食品医薬品局)が、エキシマレーザーの照射による屈折矯正手術を認可する。しかし、当時はまだPRK方式が主流でした。
■1998年…術後の痛みが少なく、視力の回復が早いレーシックが評価され、以後レーシックが屈折矯正手術の主流となり、PRK方式を上回る。
■2000年…日本で厚生省(現:厚生労働省)からエキシマレーザーが認可される。
以上がレーシックの歴史となります。
レーシック方式は1990年からなので、20年程しか経っていないのですね。
しかし、それ以前から視力矯正手術があったこと、その基本を開発したのが日本人だったということに驚きました!